CFD取引の特徴

幅広い投資銘柄

CFDの魅力は、投資対象の多さにあります。 日本国内の株はもちろん、海外の株や、日経225などを含めた各国の株価指数、債券、商品取引(コモディティ)、中には今話題のFX(外国為替証拠金)取引まで取り扱っている業者もあり、とてもバリエーションが豊富です。
各国の株価や指数、商品などの価格は連動性が高いため、よりグローバルな視点に立った投資が可能です。
また、注文は「買い」と「売り」両方から出す事が出来るので、さらに自由度が高いのです。

証拠金取引

CFD取引は今話題のFX(外国為替証拠金取引)と同様に証拠金によるレバレッジを効かせた運用が可能です。
レバレッジとは預け入れた資金を担保にその資金の数倍〜数十倍の金額の取引ができるシステムです。
少ない資金を元手に大きな利益を生む可能性があることから最近ではたいへん人気が出てきていますが、同様にリスクも大きくなる事を理解しておきましょう。

取引時間は24時間

CFDは各国の銘柄を取り扱っているので、(ほぼ)常にいずれかの銘柄が取引できます。
その点は前述のFXも同様ですが、FXでは24時間取引ができるというのは利点であり、逆に最大の問題点でもあります。
なぜなら、為替相場は日本時間のちょうど午前0時過ぎくらいから一番活発に動くため、なかなか睡眠が取りづらいという問題点があります。
FXの経験がある方なら、『相場が心配でなかなか寝付けない』『ロスカットメールで起こされた』といった体験が一度はあるのではないでしょうか?
その点、CFD取引ならば、例えば『アメリカ時間の銘柄に手を出さない』など、時間的に対処法を取る事ができ、夜も安心して眠ることができるのです。

CFDはいつでも取引できるのはもちろんの事、さらに時間を自分で選べる取引なのです。

オーバーナイト金利

オーバーナイト金利とは、FX取引のスワップ金利と似たもので、株取引のCFDで、ポジションを持っているだけで金利分の収入が貰う(支払う)ことができる仕組みです。 FX取引では2国間の通貨の金利差をスワップ金利として受け取り(支払い)ます。
CFD取引で発生するオーバーナイト金利は同じような特性を持っていますが、スワップ金利が2国間の金利差によって発生するのに対し、CFD取引では、全て「売りポジション(空売り)」に対して受け取り、「買いポジション」に対して支払いが発生します。
オーバーナイト金利は、文字通りポジションを保有したまま夜を超す(日付けが変わる)と発生します。 発生時間は米国時間の午前0時。日本時間ではAM6時〜7時(米国の夏時間、冬時間により変化))を越えた時点のポジションに対して発生します。
オーバーナイト金利は、売買取引をした銘柄を発行している国ごとに金利の掛け率が定められています。

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