CFD取引のリスク

ハイリスクハイリターン

メリットの項で説明しておりますが、CFD取引は証拠金取引の一種で、預け入れたご資金(元本)にレバレッジを利かせて数倍〜数十倍の資金運用ができる取引です。
ですので、預け入れた資金に対し大きな利益を得る事ができますが、逆に損失も同等に大きくなります。
CFD取引はハイリスクハイリターンであるという特性を事前に理解してください。
また、CFD取引は元本は保証されていません。元本に対して実際の取引額が大きくなるため、損失が預け入れた金額を上回る可能性があります。その場合、取引業者に対し、不足分の資金を収める義務が発生しますのでご注意ください。

納税義務の発生

CFD取引で得た利益は税制上「雑所得」扱いになります。ご職業や利益(収入)額によって税率は異なりますが、最高で50%まで納税する義務が発生します。
納税時は確定申告をする必要があります。怠ると「脱税」扱いとなりますので必ず納税するようお気を付けください。
※雑所得…他の所得のいずれにも該当しない所得を指します。 給与所得など、他の所得の金額と合わせて計算し、納税額が決まります。1年間の雑所得が20万円を超える場合は、確定申告をする必要があるので注意しましょう。

納税ガイド

CFD取引で収益があった時は、雑所得として確定申告を行わなければなりません。個人の場合には総合課税となり、他の所得と合計して最終的な税額が決まります。
ただし、年間の給与所得額が2,000万円以下の給与所得者で、給与所得及び退職所得以外の所得(雑所得など)の合計額が、 20万円以下の方は確定申告を行う必要はありません。
つまり、
給料と退職金以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要
になります。
CFD取引の確定申告の対象となるのは、該当年の1月1日〜12月31日までの一年間のCFD取引での収益です。
提出先は管轄の税務署で、当該年の翌年の3月15日が提出期限です。通常、2月15日から受け付けており、
T 税務署の窓口に直接持参する
U 郵送で提出
V インターネットによる電子申告の三種類の提出方法があります。

税率表
課税所得
(CFD取引の利益を含む総利益)
税率(所得税+地方税)
195 万円以下 15%
195 万円超 〜 330 万円以下 20%
330 万円超 〜 695 万円以下 30%
695 万円超 〜 900 万円以下 33%
900 万円超 〜 1800 万円以下 43%
1800 万円超 50%

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